2020年2月2日日曜日

優越感好きでしょう

 誰でも優越感に浸りたいと思うことでしょう。僕もそうです。
 「俺、あいつらよりすごいんだぜ」って思いたいでしょ。



 簡単な方法があります。



 それは「ルールを守ること」です。



 ルールというのは何のルールでもいいです。ルールを守ってさえいれば、あなたは簡単に優越感に浸ることができます。
 なぜなら、世の中にはルールを守らない人が大勢いるからです。どんなに丁寧にお願いしても、なかなかルールを守ってくれない人が一定数います。そういう人たちがいるおかげで、僕たちはルールを守ることで優越感をゲットすることができるのです。



 ここで、僕オススメのルールを紹介します。このルールは誰でも簡単に守れるものです。

・エスカレーターでは(右側であっても)歩かない
 エスカレーターの出入り口付近に「歩行禁止」という注意書きが貼ってあるのをご存知ですか? そうなんですよ、エスカレーターは本来歩いてはいけないのです。歩くと振動で突然の停止につながりかねませんし、左側だけに偏って止まって乗っていると、左側だけに偏って摩耗してしまうのです。去年の夏ごろから全国の鉄道事業者の間で「エスカレーター乗り方革命」というキャンペーンが始まりました。エスカレーターの正しい乗り方を広めようと、エスカレーター周辺の壁に正しい乗り方を記載したポスターを張り、また当初は駅員がエスカレーターの出入り口に立って歩かないよう呼び掛けたりという活動をやっていました。
 でも、未だに右側を堂々と歩く人たちがたくさんいます。右側に立って歩かないでいると、後ろから人が歩いてきて僕の真後ろで立ち止まります。それだけで済めばいいのですが、たまに「どいてください」なんて言ってくることもあります。あれは正直怖いです。何度も言いますが、エスカレーターは歩いてはいけないのです。
 あなたはエスカレーターでちゃんと止まるだけで、そういう人たちに対して優越感を感じることができます。


・車を運転する際は、制限速度を守り、車間距離をしっかり取る
 道路際にはその道路を時速何キロまで出していいのか書いた看板がありますね。30だったら時速30キロまで出していいのです。または看板ではなく、道路に黄色い文字ででかでかと書かれていることもあります。もし書かれていなかったら、一般道だったら60キロまで、高速道路だったら普通車は100キロまでと決まっています。
 しかし、普段車を運転していると、30キロの道で堂々と50キロを出している人がいます。スピードオーバーすると、横断歩道を渡ろうとしている人に気づけなかったり、急に止まろうと思ったときに急ブレーキをかけざるをえなくなったりと、事故につながる可能性が高くなります。
 それから、車間距離をしっかり取っていいない人も多いですね。車間距離はスピードを出していればいるほど長く取る必要があります。高速道路ならなおさらです。
 あなたは制限速度を守り、車間距離をちゃんと取るだけで、そういう人たちに対して優越感を感じることができます。

・映画館で映画を見ているときはスマホの電源を切る
 僕は映画館によく映画を見に行くのですが、たま~に上映中に「ブブ」という音が聞こえてくることがあります。スマホのマナーモードですね。しかもそれだけでなく、誰からどんな連絡が来たのか、その場で確認しようとする人がいるのです。するとどうでしょう。当然周りの人の目にスマホの画面から漏れる光が入ってきますよね。イライラしますよね。スマホの電源を最初から切っていればいいのです。
 あなたは映画の上映中にスマホの電源を切るだけで、そういう人たちに対して優越感を感じることができるのです。


ちゃんちゃん

0 件のコメント:

コメントを投稿